途すがら

クロスステッチの記録帳。

November 2011

過去作: "Nimrod" / エニグマ(enigma)=謎


Designer: Long Dog Samplers (Julia E. Line)
Fabric: Permin(Wichelt) 40ct Lambswool
Thread: AVAS - Soie d'Alger color#164
93W×83H, 1over2

ショップ配布のフリーチャートです。"Paradigm Lost"の最中にステッチしました。
ナチュラルホルンを片手に、園の中で動物たちと憩う男性。
狩人さんらしいのですが、どうも名手ではない様子 あなたは誰?
イギリスの作曲家 エドワード・エルガー生誕150周年(2007)を記念してのデザイン。
管弦楽曲、通称『エニグマ変奏曲』第9変奏が題材になっているのだそう。

使用した糸、164番は Soie d'Algerの中で最も好みに合う濃紺でした。
過去形なのは、廃盤色になってしまったため。残念です。
#164はDMCの939、WIPの #1426はDMCの823に、ほぼ相当します。

過去作: "Paradigm Lost" / 来年の新刊を待ちながら


Designer: Long Dog Samplers (Julia E. Line) 
Fabric: Permin(Wichelt) 40ct Natural Brown Undyed
Thread: Hand Dyed Fibers - Mermaid Blue 2329
364W×356H, 1over2

2007年夏に開始、ステッチ期間は約8ヶ月。年をまたいで春に完成。
Juliaさんは、各地のアンティークを基にして、魅力的なサンプラーを次々に創作されています。
才能あふれるデザイナーさんです ステッチしたサンプラーは、この1つだけです。

デザインの閃きは、Vierlande からだったそうです。
私は、Virelandeの他に、Dutch sampler の要素も強く感じています。
左下の円形、中央の 王冠が乗ったハート、点在するアルファベット等は、Dutch に原型があります。
今回、数年ぶりに説明を読み返してみました。基になっているモチーフの時代は16世紀~20世紀初頭、
地域は欧州~英国~北米にまで至るとのこと。驚いています。
限られた時代、地域のサンプラーしか見ていないから、知らない物は全く見えていないのだと思います。

広範囲の伝統モチーフを取り入れているにも関わらず、調和が保たれていて美しいです。
タイトルは、時代や地域が隔てる「枠組み(パラダイム)が取り払われている」意味なのでしょう。
似ている単語「Paradise Lost (失楽園)」にかけた言葉遊びだとも思います。

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完成: "Turtle Dove" / JCS Christmas Ornaments 2008


Designer: Courtney Collection (Courtney A. Glau)
Fabric: Permin(Wichelt) 40ct Natural Brown Undyed
Thread: Fibers to Dye For - The 11th Hour
58W×60H, 1over2

雑誌 Just Cross Stitch クリスマス・オーナメント号 2008年より。
ムラ染めの糸に合いそうな小さいもの、という理由で選んでいます。
随分前に塗りつぶし用のコピーをとったものの、糸を決めかねて保留にしていたデザインでした。
キジバト。クリスマス・キャロル "The Twelve Days of Christmas"の2番に登場します。

ゆるやかに色が変化する糸のおかげで、ベタ刺し特有の単調さは やや軽くなりました。
あと少し刺激を足したく思い、2種類のステッチ方法を混ぜることに。
羽と尾の部分は1目ずつクロスを完成させて進み、その他は1列を往復しています。
余白は、在庫布の都合で各4~5センチ。ちょっと贅沢でした。
小さいものなら、3~3.5センチ程度でいいような気がします。

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WIP: 冬のハート (1)…何色?


Designer: gazette94 (Free chart)
Fabric: Permin(Wichelt) 40ct Lambswool
Thread: AVAS - Soie d'Alger color#1426
84W×87H, 1over2

リンク先の記事タイトルは"COEUR HIVER"。四季のハートシリーズ、最後の一つ。
糸と布との組み合わせ結果、色合いがどうなるのか早く見たくて、少しだけ刺しました。
確認して気が済みましたので、しばらくストップします

比較用に、黒糸(DMC #310)と使用している濃紺の糸を添えました。
ステッチした部分は、太陽光下では紺だと判別できます。
ところが夜間の蛍光灯下では、肉眼で見ていて黒かと思うほど。
Natural のリネンに刺したときは、いつ どう見ても濃紺色でした (まだ記事にしていない過去作です)。
Lambswool に合わせると、色が一層濃くなったような気がします。

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完成: 夏のハート Fin.


Designer: gazette94 (Free chart)
Fabric: Permin(Wichelt) 40ct Lambswool
Thread: Hand Dyed Fibers - Woad Blue 2415
84W×87H, 1over2

リンク先の記事タイトルは"COEUR D'ETE"。夏(ete)のハート(coeur)。とりあえず単語2つは覚えられたかも。
ステッチした結果、想像していたよりも暗い色彩になりました。
より白い布に合わせた方が、青色の爽やかさが生きて、正統派の夏らしくなった気もします。
夏に合わせて糸を選んだつもりでしたが、全体の印象は背景色に大きく左右されるように思いました。
また、糸を布に置いて合わせるだけでは、仕上がりの色合い予測は難しいとも感じました。
これはこれで気に入っています。夏の夜、海中に星を探すのもいいでしょう。

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WIP: CTNMGS 1826 sampler (6)ひし形モチーフ


References: Museum Celle sampler 1826 (permin), Anna E535, ORNAMENTE 1994/2
Fabric: Permin(Wichelt) 40ct Natural Brown Undyed
Threads: AVAS - Soie Surfine color#586, #109
284W×331H, 1over1

デザインの中心部分を超えて、現在135メートル地点。ひし形モチーフ地帯を抜けました。
大きなひし形では、3つの異なる外枠装飾を楽しむことができました。ほどよい繰り返し。
ひたすら同じ外枠装飾のひし形ばかりが並んでいるVierlandeサンプラーもあったりします。
 どのようなサンプラーなのか興味を持たれた方は ⇒ クリック
 リンク先は、European Reproduction Samplers (Sabineさん)のWebページです。

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