シルクの刺繍糸、Soie Surfineについてのメモ書きです。


WIPを刺し始める前に撮っていたSoie Surfine、1巻100m。
通常は、プラスティックの糸巻き状です。
紙筒巻き状の3つは、限定色のため形態が違っているのだと思います。

Soie Surfineを知ったきっかけは、Society of Soie Surfineでした。
40ctのover1、45ct以上のover2に向く糸だと知り、発表時から気になっていました。
が、色ムラのある手染め糸なので、単色を好む私には不向きと思って手は出さずじまい。
当時、単色のものを探した憶えがありますが、通販できそうなショップを見つけられず、
糸のことはしばらく忘れていました。

昨年の半ば辺りから、海外のブロガーさん(*)の記事でこの糸をよく見かけるようになり、
手持ち糸での40ct・1over1に行き詰まりを感じていたこともあって、
やはり一度は使ってみたいと再度ショップを探して手に入れた次第です。
*:iStitchのCarolさんです。

手にした第一印象。余りの細さに驚きました。
初めて40ctの布を見たときよりも、強いインパクトでした。
およそ50番手のコットン糸、DMCツビノ(TUBINO)よりもまだ細いです。
Z撚り(左撚り・Z-twist)の糸です。ついでながら、DMCツビノもZ撚りになります。


DMC25番糸#823, DMCツビノ#2864, Soie surfine#586 の比較。



DMC25番糸#939, Soie surfine#586 の比較。
購入したショップの説明には、DMCの近似色が#939とあったので並べてみました。

Soie Surfine、中央辺りで繊維が団子状になっています。偶然出てきたときに撮りました。
今のところ、1巻目の約90mまでカットして見かけたのは一度きり。
この部分は使えないので、前後を切って処分しました。

ステッチ中に結び目ができてしまった場合、25番糸に比べて格段にほどき辛いです。
極悪レベルです。
幸い、今のところ結び目ができても切らずに済んでいるので、普段と同じ長さ50cmで刺しています。

結び目をなるべく作らないよう、マメによりを直すようにしています。
私は、ちょっと手抜きをして、刺している最中にときどき針を回転させてねじれを取っています。
また、この糸に限って、クロスステッチでは普通しない方法を採っています。
和裁で絹糸のよりを直す方法を参考にしました。
切った糸の両端を、それぞれ人差指に巻き付けてピンと張り、利き手の親指ではじいています。
刺繍用のシルク糸でどれほど効果があるのかは分かりませんが、おまじないのつもりで。
ただし、適度な手加減が必要です。
初めて試したとき、糸の強度を考えずに、昔ほんの少しだけかじった和裁の記憶を頼りに
ピンと引っ張って…引きちぎってしまいました。

よりを直す一般的な方法、針を糸ごと垂らしてねじれを取るやり方も何度か試しました。
細い糸に大きな針穴の組み合わせなので、針が抜け落ちやすいです。
使用している針は、クロスステッチ用の28号です。
また、ステッチ中にも針が抜けやすいと感じます。
慣れるまでは何度か針を落とし、一瞬見失ったときはヒヤリとしました。

何ともおぼつかない調子ですが、これもまた新しい経験だと思って楽しんでいます。

=附録=
Soie Surfineを扱っているショップ(一例)
ATELIER 196 - フランス
Needle In A Haystack  - アメリカ
Traditional Stitches - カナダ
通販利用したことのあるお店の中から3店挙げました。国内ではまだ見かけたことがありません。
なお、購入のお手伝いはいたしかねます。あしからずご了承ください。

【追記】 9/10(Sat.)
記事の一部削除を行いました。追加情報があります。 ⇒ 9/10の記事へ