布の色はCream。比較用に乗せた糸は、DMCのECRU。
ステッチには、28号の針を使用。布目に比べて針が太いため、開始直後は刺しづらかったです。
いくらか進んで慣れてくると、さほど苦にはならない程度。
ステッチすると布目が押し広げられるので、ほどくと穴が目立ちます。
針先で周囲の織り糸をちょちょいと寄せれば、リカバリー可能。


"Fiori antichi 4" (Renato Parolin)
2枚は同じ写真、右側を90度回しています。
ほぼ円形になるはずのデザイン(81W×81H)をステッチすると、楕円になりました。
いくらも刺し進めない内から、ステッチ結果が太っちょに見えて気がかりでした。
このリネン、縦横比が違うにしてもどの程度なのか、と。

= 何カウント? =
先に結論から。Kingstonは50ct/55ctぐらいかな、と考えています。縦横の区別はつきませんでした。
判別できなかった理由は、購入した布サイズが18×18インチと縦横同サイズで、
布端に耳が付いていないカット部分だったため。

ステッチ中、1インチ(2.54センチ)中に何目刺せたか、縦横ランダムに3ヶ所ずつ数えました。
結果は、水平方向が26目、垂直方向が29目、といったところ。
over2のステッチなので、目数を倍にして布のct数に換算すると、
およそ横が52ct、縦が58ct、ということに(※A)。布は洗っていません。

ct数を出して、ふと思い当ったこと。
Kingstonは、ショップによって、ct数の表記が50ctだったり55ctだったりしています。
購入店(Needle in A Haystack)では50ctでしたが、調べてみると55ct表記が優勢のようです。
この違い、もしかして横か縦のどちらか一方だけを書いているのでは?、と思いました(※B)。

そこで、実測と仮定について、縦横の比率を計算。
89.65% ≒ 52÷58 ×100 :(※A)1インチ当たりの割合
90.90% ≒ 50÷55 ×100 :(※B)50ct/55ctと仮定したときの割合
約90、ほぼ同じ縦横比。目数のズレについては、私的に誤差の範囲内と考えています。

この割合は、一般によく使われるカウントに置き換えると、
布が 25ct/28ct、あるいは 36ct/40ctになっているようなものです。
縦横が完全に別カウントの布、というイメージです。
89.28% ≒ 25÷28 ×100
90.00% ≒ 36÷40 ×100

Kingston、細かくステッチできて面白いリネンでした。
少々横に伸びても許容できるデザインになら、また使ってもいいかな?という印象です。
好みとしては、デザインが縦に伸びるのは避けたいところ。
スクエア・リネンではないようなので、この布を買い足すことはもうないでしょう。
 
+ + +
Zweigart】 ツバイガルト社
ドイツのメーカー。主力製品は刺繍用の布。
初心者の頃、カウントに付いている名前とct数が一致するまでは頭が痛かったです。
今ならBelfastの文字を見れば32ctだと分かりますが、初めは何が何やらさっぱり。
ドヰ手芸品さんの『「取扱い刺繍布のご案内」のページ』には大変お世話になりました。

ところで、Zweigart社の もうひとつのWebページ
ここから商品ページへ進んでみると、Kingstonのカウントは……。
これ以上は考えないことにしました。無期限で棚上げです。