プロジェクト完結
小さい文字はスペイン語。recuerdo de la Mezquita(メスキータの思い出)と刺してあります。
recuerdos、と複数形にすべきだったかしらん?ま、いっか。

振り返ってみれば、2012年は仕立て元年どころか強化年になってしまったような気も。
それなりに苦しみもしましたが、過ぎてしまえばささいなことばかり。
何より、ステッチとはまた違った感覚で夢中になれる面白さを知ることができました。
仕立て、思い切って始めて本当に良かったです。

内側。

フタの裏、ビーズを縫い付けて軽く凹ませてあります。
参考にしたのは、とある仕立ての説明書。この方法の名前は、tufting(タフティング)と書いてありました。
糸巻きの上下に当たる部分 と 箱の底内側に、キルト芯を入れてサイズ調整。

側面。

箱と糸巻きに2本のリボンを通し、両サイドで蝶結び。余った部分を、結び目の下に挟んで跳ね上げ(右下)。

ニードルケース。開いた状態。

この形は成り行き任せだったりします。
ピンキング鋏で切ったフェルト、ギザギザの谷部分を縫いつけてみました。

- 感想 -
次に似た工程があれば注意しようと思った点を一つ。
箱のパーツを作る際、後から縫い合わせる部分を速乾ボンドでしっかり貼ってしまい、
硬く固まった布へ針を刺すのに難儀しました。指ぬきで押しても手ごわい硬さ。
接着剤は、後のことを考えて適度に塗ろうと反省したのでした。

- 覚え書き -
コードに使用した糸。
箱 :VENUS 2216
小物:VENUS 2225, 2458

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【お知らせ】
しばらくブログを休みます。
新しい生活がある程度落ち着いてから、4月頃には再開できればいいなと思っています。

近況や心づもりを少々。
箱作りが終わって同日に大物用の布を断ちました
がっつきたいところではありますが、雑多な優先事項があるので無茶はしないことに。
WIPのAMAPは、今over1の気分ではないのでしばらく置いておくつもり。
春までに旅行や引越などがあり、その間 手軽に広げられる小サイズの物を始めることに決めました。
Chevrefeuille(Rouge du Rhin)と Matter's Choice(Carriage House Samplings)の2つを準備中。
前者は赤系、後者は青一色。
バックパックに入る隙間はあるかな?年越しはまた海の外、インドの南端辺りで迎える予定です。