途すがら

クロスステッチの記録帳。

過去の作品

過去作: Bristol風サンプラー / SANQ #5


Designer: ?
Fabric: Permin(Wichelt) 40ct Natural Brown Undyed
Threads: NPIS 852, 227
122W×257H, 1over2
※写真の最下段、少々モザイクを入れてあります。

2008年の夏に刺していた一作。雑誌SANQのvol.5より。タイトルとデザイナーさんは、ちょっと分からず。
規則性のある、濃厚な詰まり具合に惹かれて選びました。
デザインの基になっているアンティーク・サンプラーは、Bristol Orphanage Sampler。

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過去作: "Spanish Rouge"


Designer: Sampler Cove (Diane Jourdan)
Fabric: Permin(Wichelt) 40ct Natural Brown Undyed
Threads: Soie d'Alger, HDF, Silk Mori, MADEiRA, NPIS, Silk'n Colors
181W×284H, 1over2

2009年の春先 3月に完成したサンプラー。本来はRouge、赤系です。
チャート購入後に"Spanish Bleu"(青)がリリースされたのを見て、色を変更しました。

デザイナーのDianeさんは、ステッチの世界から静かに遠のいてしまわれたようです。
途中までデザインされていたneedlework casket型の Rhapsody in Red Part 5 は、まぼろしに。…完成形を見たかった。


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過去作: "Schooler Santa" 2004, 2006, 2007


Designer: The Prairie Schooler (Pamela Byrd Smith)
Fabric: Zweigart Cashel 28ct Natural
Threads: DMC
58W×75H, 1over1

ステッチしたのは4~5年前。手芸をしているサンタさん達。
いつか小さく仕立てられたらと、over1で刺していました。
余白が多いのは、布の縦横サイズを15cmの丸枠に合わせていたため。MOTTAINAI!

= over1のBS (クロスの上から刺す場合) =
刺してあるステッチを割ることなく、布目の中央に糸を通すために、
裏から針を入れる際には、ひと手間かけています。
先ず、表から布目に針を刺し入れ、針が通るように穴を広げてから裏返しにし、
空けた穴に針を刺して(*)表へ出しています。*:透かすと見やすいです。

過去作: "Home"


Designer: The Workbasket (Mary Olson & Candy Scott)
Fabric: Lakeside Linen 36ct Nutmeg
Thread: The CARON Collection - Waterlilies #157 Polar Ice
333W×102H, 1over2

2007年 5~6月(ステッチ2年目頃)の作品。
"There is no place like home." 唱歌『埴生の宿』の原詩、"Home! Sweet Home!"の一節。
段染め糸の美しさが映えるデザインです。主な輪郭はクロス、残りは斜めのサテン・ステッチ。
穴の開いた紙にステッチされた、1800年代のアンティーク・デザインが元になっているのだそう。

クロス終了後。(こちらの色は、現物よりも 随分白いと思います。)


一部拡大。


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過去作: "Mouchoir Bleu"


Designer: Isabelle Haccourt Vautier (Free chart)
Fabric: Gander Linen 19fils (48ct) Naturel
Thread: AVAS - Soie Surfine color#392
112W×112H, 1over2

通販でいただいたフリーチャートです。2010年の秋に刺しました。
アルファベットの配置と中央の円形効果なのか、視線が中心に引き寄せられます。
ボーダーは重く、中央は軽く、交互に刺してちょうど良いバランスのデザインでした。
アルファベットの書体、わずかに飾り気があって気に入っています。

初めて40ctよりも細かい布でステッチした一作。
48ctを使ったのは、この一度きり。気が向けば、また試してみたい組み合わせです。

仕上がりサイズは、縦横 共に約11.3センチ。
縦横同カウントの図案を選んだのは、単なる偶然。
おかげで、リネンの織りが均等かどうかの確認が簡単にできました。
Gander Linenについては次記事にて。

過去作: "Elfin Stocking"/ JCS Christmas Ornaments 2008


Designer: The Workbasket (Mary Olson & Candy Scott)
Fabric: Permin(Wichelt) 40ct Natural Brown Undyed
Threads: Hand Dyed Fibers - Attar of Roses 1235, Enchanter Rose 1327
61W×69H, 1over2

2009年のクリスマス・シーズンにステッチしました。
糸は、1826サンプラーの試し刺し用に購入して、結局使わなかったものです。
DMCの近似値は、HDF1235≒DMC777(Very Dark Raspberry), HDF1327≒DMC3685(Very Dark Mauve)。

過去作: "Nimrod" / エニグマ(enigma)=謎


Designer: Long Dog Samplers (Julia E. Line)
Fabric: Permin(Wichelt) 40ct Lambswool
Thread: AVAS - Soie d'Alger color#164
93W×83H, 1over2

ショップ配布のフリーチャートです。"Paradigm Lost"の最中にステッチしました。
ナチュラルホルンを片手に、園の中で動物たちと憩う男性。
狩人さんらしいのですが、どうも名手ではない様子 あなたは誰?
イギリスの作曲家 エドワード・エルガー生誕150周年(2007)を記念してのデザイン。
管弦楽曲、通称『エニグマ変奏曲』第9変奏が題材になっているのだそう。

使用した糸、164番は Soie d'Algerの中で最も好みに合う濃紺でした。
過去形なのは、廃盤色になってしまったため。残念です。
#164はDMCの939、WIPの #1426はDMCの823に、ほぼ相当します。

過去作: "Paradigm Lost" / 来年の新刊を待ちながら


Designer: Long Dog Samplers (Julia E. Line) 
Fabric: Permin(Wichelt) 40ct Natural Brown Undyed
Thread: Hand Dyed Fibers - Mermaid Blue 2329
364W×356H, 1over2

2007年夏に開始、ステッチ期間は約8ヶ月。年をまたいで春に完成。
Juliaさんは、各地のアンティークを基にして、魅力的なサンプラーを次々に創作されています。
才能あふれるデザイナーさんです ステッチしたサンプラーは、この1つだけです。

デザインの閃きは、Vierlande からだったそうです。
私は、Virelandeの他に、Dutch sampler の要素も強く感じています。
左下の円形、中央の 王冠が乗ったハート、点在するアルファベット等は、Dutch に原型があります。
今回、数年ぶりに説明を読み返してみました。基になっているモチーフの時代は16世紀~20世紀初頭、
地域は欧州~英国~北米にまで至るとのこと。驚いています。
限られた時代、地域のサンプラーしか見ていないから、知らない物は全く見えていないのだと思います。

広範囲の伝統モチーフを取り入れているにも関わらず、調和が保たれていて美しいです。
タイトルは、時代や地域が隔てる「枠組み(パラダイム)が取り払われている」意味なのでしょう。
似ている単語「Paradise Lost (失楽園)」にかけた言葉遊びだとも思います。

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過去作: Vierlande風デザイン / Eva Maria Leszner


Designer: Eva Maria Leszner (本: ABC - Kreuzstichmusterより)
Fabric: Permin(Wichelt) 40ct Natural Brown Undyed
Thread: MADEiRA - silk(018) -color#1008
213W×187H, 1over2

作品にタイトルが付いていないため「Vierlande風デザイン」と仮に名付けています。
アンティークに見られるモチーフとの共通点が多くあるので、Vierlande系に分類しました。
復刻ではありませんが、是非刺したいと思っていたデザインです。
2008年、ペルミン復刻サンプラーの開始前に完成。

オリジナルでは、左下の名前部分が"FUR TAMALA LESZNER KOLN"となっています。
1977年に、お嬢様への贈り物としてデザインし、ステッチされたようです。
Fur は英語のForに当たります。Koln(ケルン)はドイツの都市名。
Vierlandeからではないと思われるモチーフ(中央下と右下など)も混ざっています。
アレンジが入っていても、まとまりとアンティーク感のあるところが魅力的だと思います。
なお、中央下のモチーフに似ているフリーチャートを、記事の後半で紹介します。

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過去作: "Rose Celebration" Mirabilia #23 / 初心者の頃


Designer: Mirabilia Designs (Nora Corbett)
Fabric: Wichelt 32ct Amber
Threads: DMC, フジックス モノカラー#60 透明糸 (ビーズ付けに使用)
150W×383H, 2over2

サンプラーから離れて、ちょっと一息。 左が完成品、右はビーズが付いていない状態。
ミラビリア、初心者の頃に背伸びしてステッチしました。
2005年の秋に刺し始め、別の物に手を付けて休止状態になり、完成まで1年半ほどかかっています。
今までの中で最も色数が多かった作品。といっても39色どまり。

休止から長く戻らなかった理由、忘れていたことを想い出しました。
色合いが想像とは違っていて、いま一つ気乗りがしなかったのでした。
ショップの画像やサンプルの写真を見て、渋めの色使いだと思っていたのです。
ところが糸を手にして、可愛らしいピンク色が多く使われていると知り うろたえました。
一番ステッチしたいミラビリアだったから、刺し切ることができたのだと思います。

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過去作: "Black Miniature Sampler" / SANQ #28


Designer: Virginie Menzildjian
Fabric: Permin(Wichelt) 40ct Lambswool
Thread: AVAS - Soie Surfine color#109
137W×89H, 1over1

赤糸で単色刺し。雑誌SANQのvol.28 (Fall 2002)より。
丸い木製のリングは、刺繍枠15cmの内側フープです。仕上がりサイズは横8.9×縦5.6cm。
Soie Surfineを手にして、100×100前後の手頃なサイズでさっそく試し刺しをしようと、
在庫をひっくり返して条件に合うチャートを探しました。
刺したことのなかった系統のデザイン、可愛らしくて気に入りました。

-布に関する失敗-
over1でステッチするときは、布の織り糸が均一な部分を使うことが好ましいと思います。
久しぶりのover1で、ぼんやりしていました。
使いかけの在庫布を広げて「この半端な形の残り部分、丁度いいサイズかな」
と、深く考えずに断った後で、太めのネップ(節)がいくつかあることに気付きました。
布を断つ前に注意を払えばよかったと後悔しきり。

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過去作: "Metta Putfarcken 1848" / Vierlande sampler


Designer: European Reproduction Samplers (Sabine Taterra-Gundacker)
Fabric: Permin(Wichelt) 40ct Natural Brown Undyed
Thread: AVAS - Soie d'Alger color#2926
461W×489H, 1over2

Vierlande復刻サンプラー4作目。2と3はいずれ。
2010年の春先に始めて年をまたぎ、およそ1年かけて2011年に完成。
今まで刺した中で、最もサイズが大きく、ステッチ数の多い作品になりました。
 
盛りだくさんの円形モチーフ。その数100以上。モチーフ1種類がこれほど多く集められた
Vierlandeのアンティーク・デザインは、他に見たことがありません。
また、右下(胸像型の天使下)には筆記体で"Zum Andenken"「想い出に / ≒in memory」と
句がステッチされています。句があるのは、今知る限りこのサンプラーだけです。
数少ない赤一色のVierlande sampler。珍し尽くしでした。
オリジナルは、ドイツの博物館 Museum fur Hamburgische Geschichteの収蔵品だそうです。

=およその総ステッチ数 / Total number of stitches (approx.)=
総ステッチ数・必要な糸の量についての情報は、チャートの中に見当たりませんでした。
結論から言えば、約92,500ステッチ、密度はおよそ41%になると推計しています。
92,500 ≒92,426 =461W×489H×41%
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過去作: "Museum Celle sampler 1826" / Vierlande sampler


Designer: permin of copenhagen
Fabric: Permin(Wichelt) 40ct Natural Brown Undyed
Threads: NPIS - color#852, #227
283W×333H, 1over2

このアンティーク復刻サンプラーに惹かれてステッチを始めました。
今も変わらず愛着を感じているデザインです。
ある程度上達してから刺そうと決めていました。
ステッチャーになって3年目、2008年に刺し初めて同年に完成。
完成年とイニシャルを、最下部の中央にover1で刺しました。
Vierlande復刻サンプラー1作目。

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